更年期の膝の痛み!ストレッチだけではダメな理由

「毎日ストレッチをしているのに、膝の痛みが引かない」「立ち上がる時に膝がズキッと痛む」
そんなふうに感じている更年期世代の女性はいませんか?更年期には、女性ホルモンの影響や筋力低下で膝に痛みが生じやすくなります。
しかし、その痛みは、ストレッチや一般的な膝の体操だけでは解決しない原因が潜んでいるかもしれません。
この記事では、更年期の膝の痛みの原因と、タイチ鍼灸接骨院がストレッチのさらに一歩先をいく専門ケア「ハリリハ」の必要性を解説します。

なぜ更年期の膝の痛みは治りにくいか

ホルモン減少と膝の痛みの構造的要因

更年期の女性の膝の痛みは、単純なストレッチ不足が原因ではないケースが多くあります。
その根底には、女性ホルモン(エストロゲン)の減少による構造的な変化が関わっています。
エストロゲンは、関節軟骨の保護や修復に関わる重要なホルモンですが、更年期に入り減少することで、膝の軟骨の摩耗が進み、「変形性膝関節症」などの痛みが起こりやすくなります。
また、更年期の女性は、骨密度の低下により骨がもろくなりやすく、膝関節を支える骨にも微細な変化が生じ、痛みの原因となります。
これらの原因による痛みは、ストレッチで筋肉を伸ばすだけでは解決せず、専門的なアプローチが必要です。


自律神経の乱れと痛みの悪循環

更年期の女性が感じる膝の痛みは、膝関節だけの問題ではありません。
更年期に起こりやすい自律神経の乱れは、全身の血流を悪化させ、膝周りの筋肉を過度に緊張させます。
この緊張が痛みの原因となり、さらに痛みがストレスとなって自律神経を乱すという悪循環が生じます。
また、自律神経の乱れは痛みに対する感受性を高めるため、少しの刺激でも強い痛みとして感じやすくなります。
この痛みは、ストレッチで表面的な筋肉を緩めるだけでは、原因となる深部の緊張や神経の過敏さを取り除くことができません。
膝の痛みを根本から解決するためには、ストレッチを超えた、自律神経にも働きかける専門的なケアが必要不可欠です。

なぜストレッチだけでは限界があるのか

ストレッチは、筋肉の柔軟性を高めるために有効ですが、更年期の膝の痛みの原因に対しては、残念ながら限界があります。
限界がある原因は主に二つです。
一つは、ストレッチでは痛みの原因となっている深部の筋肉の緊張を直接取り除くのが難しい点です。
特に長引く膝の痛みは、深層の硬結が原因となっていることが多く、表面的なストレッチでは届きません。
もう一つは、ストレッチだけでは、膝に負担をかける「間違った身体の使い方」そのものを改善できない点です。
更年期の筋力低下や骨盤の歪みにより、膝に負荷が集中する動作のクセがついてしまっている場合、ストレッチで一時的に筋肉を緩めても、すぐに痛みが戻ってしまいます。

タイチ鍼灸接骨院独自の「ハリリハ」で改善

ハリリハで痛みの根本原因を断つ

タイチ鍼灸接骨院では、「ストレッチだけでは解決しない更年期の膝の痛み」に対して、鍼灸師と理学療法士が連携する独自の専門アプローチ「ハリリハ」を提供しています。
まず、詳細な問診と検査で、あなたの膝の痛みの原因を特定します。
そして、ハリリハの二段階施術で、更年期の複雑な膝の痛みに根本からアプローチします。
タイチ鍼灸接骨院が最も重視するのは、痛みを一時的に抑えるだけでなく、「痛まない身体」を再構築することです。
ストレッチを含むセルフケアの限界を超え、膝の機能と自律神経を同時に整えるのが、このタイチ鍼灸接骨院独自のハリリハの大きな強みです。


鍼灸で深部の緊張と炎症を解消

ハリリハの第一段階は、鍼灸師による痛みの治療です。
更年期の膝の痛みの原因となっている深部の筋肉の緊張や炎症に対し、鍼灸治療でダイレクトに働きかけます。
ストレッチでは届かない膝周りの深層の硬結(トリガーポイント)を鍼で緩めることで、血流を劇的に改善し、痛みの原因となる疲労物質を排出させます。
また、鍼灸は自律神経にも作用し、更年期特有の痛みに対する過敏さを和らげる効果があります。
これにより、痛みの悪循環を断ち切り、ストレッチやリハビリを安全かつ効果的に進められる状態を作ります。
膝の痛みが強い時期こそ、鍼灸で痛みの原因を速やかに取り除くことが重要です。

理学療法士による機能改善とストレッチ指導

ハリリハの第二段階では、理学療法士が運動療法を担当します。
鍼灸で痛みの原因を取り除き、膝周りの筋肉が緩んだ後、理学療法士が膝の痛みの原因となっている「間違った身体の使い方」を徹底的に改善します。
更年期の筋力低下や姿勢の歪みを評価した上で、膝に負担をかけない歩行や立ち上がり方を指導。
また、ストレッチ単体では難しかったインナーマッスルの強化や、骨盤や足首の連動性を高める訓練を行います。
さらに、理学療法士があなたの身体の状態に合わせて個人に合わせたセルフストレッチを伝授します。
この専門的なリハビリと適切なストレッチ指導こそが、更年期の膝の痛みの再発を防ぐ鍵となります。

更年期の膝の痛みを放置するリスク

変形性膝関節症への進行

更年期に始まった膝の痛みを「年のせい」と放置したり、ストレッチだけでごまかしたりしていると、症状が進行するリスクがあります。
膝の痛みをかばって歩くことで、膝関節の特定の部分に負担が集中し、軟骨の摩耗が加速します。
これにより、膝の変形がさらに進み、変形性膝関節症へと悪化していきます。
膝の痛みが悪化すると、日常生活での動作が制限され、さらに運動量が減ることで筋力が低下し、膝への負担がさらに増すという悪循環に陥ります。
更年期の女性は特に骨密度の問題もあるため、早期にタイチ鍼灸接骨院で膝の痛みの原因を解消することが重要です。


通院が必要な痛みのサイン

更年期の膝の痛みは、重症化して危険なサインが出る前の予防的な介入が最も大切です。
ストレッチだけでは解決できない痛みの原因が進行し、以下のような症状が出てしまうと、治療に時間がかかり、日常生活が大きく制限されます。
膝が熱を持って腫れている
痛みで夜間に目が覚める、または安静にしていても痛む
膝に水が溜まったような感覚があり、膝が完全に曲げ伸ばしできない
痛みが長期間(1週間以上)続き、悪化している
このような状態になる前の痛みの段階で、タイチ鍼灸接骨院のハリリハによる予防的な機能改善を行うことが重要です。
鍼灸で痛みの原因となる深部の緊張を取り除き、理学療法士が膝の使い方を改善することで、重症化を防ぎます。
更年期の女性の膝の痛みは、早期の専門家による介入が、将来の痛みのリスクを減らし、活動的な生活を守ることに繋がるのです。

再発を防ぐ生活習慣

更年期の膝の痛みの原因を根本から断つには、タイチ鍼灸接骨院の専門的な治療と並行して、日々の生活習慣を見直すことが重要です。
特に更年期の女性は、体重管理と適度な運動が不可欠です。
膝に負担をかけない水中ウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動を無理なく取り入れ、膝周りの筋力を維持しましょう。
また、更年期の女性は自律神経の乱れから血流が悪くなりやすいため、体を冷やさないこと、十分な睡眠と休養を取ることが膝の痛みの原因予防に繋がります。
タイチ鍼灸接骨院では、ストレッチの指導だけでなく、更年期の身体に合わせた生活上のアドバイスも行い、膝の痛みの再発を防ぎます。

まとめ

更年期の膝の痛みは、「年のせい」でも「ストレッチ不足」だけでもありません。
女性ホルモンの影響や、膝に負担をかける身体の使い方が真の原因です。
タイチ鍼灸接骨院では、更年期の膝の痛みに悩む女性のために、鍼灸師と理学療法士が連携する「ハリリハ」を提供しています。
鍼で痛みと炎症を速やかに鎮静化させた後、理学療法士が個人に合わせたストレッチとリハビリで膝の機能を根本から改善。
ストレッチの限界を超えたアプローチで、「痛まない」身体へと導きます。
「ストレッチだけでは膝の痛みが治らない」と諦めていたあなたへ。
タイチ鍼灸接骨院で、更年期の膝の痛みの原因を断ち切り、活動的な毎日を取り戻しませんか。
まずはお気軽にご相談ください。

コース紹介

熊本市北区のタイチ鍼灸接骨院は、鍼灸・整体・リハビリで根本改善を目指します。スタッフ全員国家資格者。肩こり、腰痛、自律神経の不調まで、一人ひとりに合わせた施術で健康な体づくりをサポートします。

ハリ(鍼灸治療)コース

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ハリ(鍼灸治療)コース

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筋膜リリース・整体コース

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筋膜リリース整体コースのご紹介です。

ハリ・リハ(鍼治療&整体)コース

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ハリ・リハ(鍼治療&整体)コース

ハリ・リハ(鍼治療&リハビリ)コースのご紹介です。

このコラムを書いた人

理学療法士長塚 雄平 (ながつか ゆうへい)

経歴

  • 2013年 熊本保健科学大学卒業
  • 2013年 熊本の総合病院に入職
    (整形外科急性期病棟リーダー・整形外来リハビリリーダー・デイケアセンターリーダー)

取得国家資格

  • 理学療法士

取得資格・所属学会

  • 運動器認定理学療法士
  • OMPT国際コース basic corse 修了
  • 日本理学療法士協会
  • 熊本県理学療法士協会
  • 日本転倒予防学会
  • 日本徒手理学療法学会
  • 日本筋骨格系徒手理学療法研究会

メッセージ

『痛みや動きを治すことができる職業』として、理学療法士を知り、目指すきっかけとなりました。
総合病院で12年勤務し、「痛みやしびれで手術が必要な方」、「手術をせずに治療を行う方」、「ご高齢で痛みが続いている方」など様々な方々の治療を行ってきました。
研修・学会で知識のアップデートを繰り返しつつ、痛みの原因分析に特化した国際コースにも数年参加してきました。
私は、痛みが良くなったときの皆様の笑顔がとにかく大好きです。
痛みの原因治療、再発予防に関しての知識・経験を活かし、『真の身体づくり』を、誠意をもってサポートさせていただきます。

ご予約・お問い合わせはこちら

TEL.096-339-5477

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