肉離れ

長距離走に取り組む10代の男性のお客様。練習中にハムストリングス（太もも裏）の肉離れを受傷し、2ヶ月後の駅伝予選に間に合わせるため、早期の回復を希望されご来院されました。
 
初回の検査では、ふくらはぎから背部、首にかけて全身の筋肉の硬さが確認されました。さらに猫背や反り腰といった姿勢が原因で、走る際にハムストリングスに過度な負担がかかっていたことが判明。元々抱えていたストライドの狭さやスパート時のスピードの伸びといったパフォーマンスの悩みも、肉離れの根本原因と関連していることが分かりました。
 
私たちは、怪我の治療とパフォーマンス改善を両立させるハリリハコースをご提案。はじめは週2回のペースで、鍼治療で肉離れ部位の修復と全身の柔軟性向上に努めました。その結果、2週間後には痛みなく軽いジョギングから開始でき、通常練習にも早期に戻ることができました。
 
ハリリハを継続した結果、2ヶ月後の大会前には、身体の柔軟性や走行フォームが大きく改善。見事ベストコンディションで駅伝予選に臨むことができました。
 
「過去一、調子が良いです！」と自信に満ち溢れた言葉をいただき、今後はメンテナンスを通じて、さらなるパフォーマンス向上を目指します。

長年にわたりサッカーを楽しまれている60代の男性のお客様。過去に左太もも裏や反対側のふくらはぎなど肉離れを何度も繰り返している中、今回もサッカー中に左ふくらはぎの肉離れを受傷しご来院されました。
 
初回の評価では、繰り返す怪我の影響でふくらはぎや太もも裏の筋肉の柔軟性が極端に低く、前屈がうまくできないほど身体が硬い状態でした。「日頃からストレッチはしているが、どの方法が合っているかわからない」というお悩みも抱えていらっしゃいました。
 
私たちは、怪我の治療だけでなく、再発の連鎖を断ち切るために「ハリリハコース」をご提案。鍼治療では、今回の肉離れ部位だけでなく、伸びにくくなっている以前の肉離れ箇所にも集中的にアプローチし、硬さを解放しました。
 
週1回のペースで5回ほどの治療を続けた結果、痛みが改善し、サッカーの練習にも軽めから参加できるように。さらに、理学療法士が肉離れを繰り返す原因となった身体の使い方を訂正し、お客様の身体に合ったストレッチ方法を丁寧に指導しました。「自分の身体のケア方法も教えてもらえて助かった！」と大変喜んでいらっしゃいました。
 
「いつまでもサッカーを楽しみたい」というお客様の願いを叶えるため、今後も再発予防を全力で支援していきます。

ご来院時、左膝裏の肉離れによる激痛と歩行困難で松葉杖を使っていたお客様。左足に体重をかけられず、まるで空手の摺り足のような歩き方しかできない状態でした。ネットで当院のハリリハコースの理論に納得し、受傷からわずか2日後という早期にご来院いただきました。
 
かなりの痛みを感じていたため、酷い筋断裂を心配されていましたが、軽い肉離れ。長年の体の歪みや筋膜の硬さが原因で、通常以上の激しい痛みを引き起こしている状態でした。
 
施術では、運動鍼を用いた全身の筋膜調整と、関連部位の鍼治療を実施。すると、施術直後には自分で驚くほどゆっくり小股で歩けるように回復！松葉杖は、急ぐ時や長距離歩く時にしか使わなくて良くなりました。
 
「もう少し早く体のメンテナンスに来ていれば、今回の怪我も無かっただろう」と、少し前からの体の違和感（膝の痛みやズレ感）を後悔されながらも、「身体をもっと整えていきたい」と、当院で継続して治療を行われました。その後も、定期的にハリリハコースで体のメンテナンスを継続されています。