
「夕方になると肩が重くて、仕事に集中できない」
「マッサージに行っても、翌日にはもう元どおり」
「若いころからの肩こりが、年々ひどくなってきた」
「最近は、肩こりがひどいと頭痛まで出るようになった」
デスクワークやパソコン作業が続く毎日の中で、このようなお悩みはありませんか?
「肩こりはいつものこと」と、がまんしている方も多いと思います。
先に結論をお伝えすると、マッサージでほぐしてもすぐ戻ってしまうのは、肩がこる姿勢と、肩まわりを動かせない状態が、そのまま残っているからです。
当院では、鍼で硬くなった肩まわりを「自由に、軽く動かせる」状態にしたうえで、理学療法士が姿勢と動かし方を一緒に見直していきます。
今回は、熊本市北区のタイチ鍼灸接骨院が、デスクワークの肩こりが続く理由と、当院の「ハリリハ(鍼治療&整体)」による施術の流れ、実際の事例、ご自宅や職場でできるセルフケアまで、詳しく解説します。
がまんしている方が多い肩こりは、体からのサイン
厚生労働省の2022年の国民生活基礎調査では、肩こりは、自覚している症状の中で、男女とも腰痛に次いで2番目に多い症状でした。
それだけ多くの方が悩んでいて、「みんなあるものだから」と後回しにされやすい症状でもあります。
当院に肩こりで来られるのは、50代の方が一番多いです。
20代のころから少し肩こりがあった方が、年齢を重ねるにつれてだんだんひどくなり、「いよいよどうにもならなくなった」と駆け込んでこられるケースがよくあります。
ひどくなると、頭痛や、めまいのような感じ、腕のしびれが出てくる方もいらっしゃいます。
- 夕方になると、肩や首が重だるくなる
- マッサージを受けても、すぐに元に戻る
- 肩こりがひどいと、頭痛がする
- 首を回しにくい、肩甲骨のあたりがいつも張っている

このような状態が続いている方は、肩まわりの筋肉をほぐすだけでなく、原因から見直していくことが大切です。
まず確認!早めに病院を受診してほしいサイン
肩こりのように感じる症状の中には、首の神経や、内臓・脳の病気が隠れていることもあります。
次のようなサインがある場合は、早めに医療機関を受診してください。
- じっとしていても、痛みやしびれが強い
- 腕や手に力が入りにくい(物を落とす、ボタンが留めにくいなど)
- 熱がある
- 突然の激しい頭痛がある、ろれつが回らない、手足が動かしにくい
- 胸の痛みや圧迫感がある、左の肩から腕にかけて痛みが広がる
当院でも、お話や動きの確認からこうしたサインが見られる場合は、まず病院の受診をおすすめしています。
マッサージだけでは戻ってしまうデスクワークの肩こりが続く3つの理由
肩こりが続く理由①同じ姿勢のまま、筋肉が働き続けている
筋肉は、伸びたり縮んだりすることで、ポンプのように血液を巡らせています。
ところが、デスクワークで長い時間同じ姿勢を続けると、肩の筋肉は、長さを変えないまま力を出し続けることになります。
すると、筋肉の中の血の巡りが悪くなり、筋肉が硬くなって、重だるさや痛みが出てきます。
「動かしすぎ」ではなく、「動かさなすぎ」が、デスクワークの肩こりの始まりです。
肩こりが続く理由②頭が前に出て、首と肩にかかる重さが増えている

人の頭の重さは、およそ5kgあります。
パソコンの画面をのぞき込むように頭が前に出ると、その重さを支える首と肩の負担は一気に大きくなります。
首を前に傾けたときに首にかかる力を計算した研究では、15度で約12kg、30度で約18kg、60度では約27kgに相当するとされています。
画面やスマホを見ている間、首と肩の筋肉は、この重さをずっと支え続けていることになります。
※Hansraj KK(Surgical Technology International、2014年)の試算より。
肩こりが続く理由③巻き肩で、肩甲骨が動かなくなっている

キーボードやマウスを使うとき、両腕は体の前に出て、肩は内側に巻き込まれた「巻き肩」になりやすくなります。
この姿勢が続くと、胸の筋肉は縮こまって硬くなり、背中側の筋肉は引き伸ばされたままになります。
その結果、肩甲骨の動きが小さくなり、腕を動かすたびに、首や肩に余計な負担がかかるようになります。
マッサージで肩の筋肉をほぐすと、そのときは楽になります。
ただ、姿勢と、肩まわりを動かせない状態がそのままだと、同じ負担がかかり続けて、また元に戻ってしまいます。
熊本市北区タイチ鍼灸接骨院のアプローチ肩まわりを軽く動かせる状態にして、戻りにくい体へ

当院の肩こりの施術は、4つの国家資格を持つ院長(鍼灸師)と、動きの専門家である理学療法士がタッグを組んで行う「ハリリハ(鍼治療&整体)」が中心です。
鍼で硬さを取ったら、そこで終わりにせず、正しく動かすところまで行います。
熊本市北区タイチ鍼灸接骨院の施術 ステップ1姿勢と、首・肩甲骨の動きを必ず確認する

最初に必ず確認するのが、姿勢と、首や肩甲骨の動きです。
どの方向に動かしにくいのか、肩甲骨がしっかり動いているのかを、一つひとつ見ていきます。
あわせて、お仕事の内容や、ふだんの姿勢、生活の状況もお伺いします。
肩こりの原因は、毎日の過ごし方の中にあることが多いためです。
熊本市北区タイチ鍼灸接骨院の施術 ステップ2鍼で、硬くなった肩まわりをゆるめる

鍼は、肩まわりに行います。
目的は、硬くなった肩まわりを「自由に、軽く動かせる」状態にすることです。
使うのは、細長い鍼と、円皮鍼(シールで貼る小さな鍼)です。
鍼は髪の毛ほどの細さで、痛みはほとんどありません。
鍼が初めてで不安な方は、遠慮なくおっしゃってください。

熊本市北区タイチ鍼灸接骨院の施術 ステップ3軽く動くようになった肩を、正しく動かす

肩まわりが動かしやすくなったら、次は理学療法士と一緒に、正しい動かし方を練習します。
縮こまった胸を開く、頭を正しい位置に戻す、肩甲骨をしっかり動かす、といった練習を、その方の姿勢のクセに合わせて行います。
ご自宅でできる運動もお伝えし、動画でお送りすることもできます。
熊本市北区タイチ鍼灸接骨院の施術 ステップ4ふだんの座り方と、仕事の環境を見直す

施術で楽になっても、毎日の姿勢が同じままだと、肩への負担は変わりません。
骨盤を立てた座り方や、パソコンの画面の高さなど、ふだんの姿勢と環境も一緒に見直していきます。
ただ揉まれて終わるのではなく、ご自身で肩こりをためない体の使い方を身につけていただくことを目指します。
どのくらい通えばいい?はじめは週1回。だんだん間隔を空けていきます
通うペースは、はじめは週1回をおすすめしています。
楽な状態が続くようになってきたら、2週に1回、月に1回と、だんだん間隔を空けていきます。
どちらを選べばいい?肩こりの方におすすめのコース
- ハリリハ(鍼治療&整体)コース スタンダード 税込8,800円
鍼で肩まわりをゆるめ、理学療法士が姿勢と動かし方を練習します。
長年の肩こりや、頭痛をともなう肩こりの方におすすめです - 筋膜リリース・整体コース スタンダード 税込6,600円
手技で筋肉や筋膜をゆるめ、姿勢や動かし方を練習します。
肩こりが軽い方や、鍼が苦手な方におすすめです
どちらがよいか迷う場合は、初回にお体の状態を確認したうえでご提案します。
料金の詳細は料金一覧をご覧ください。
熊本市北区タイチ鍼灸接骨院の肩こりの改善事例

当院でご紹介している事例の中から、肩こりに悩まれていた方の事例を2つご紹介します。
熊本市北区楠からお越しの40代男性仕事の緊張からくる、首・頭・肩のひどいこり
仕事の緊張からくる体の力みに悩まれていた、40代の男性です。
首や頭、肩のひどいこりがあり、ご自身のケアだけでは楽な状態を保てないことに限界を感じ、職場の方のご紹介で来院されました。
初回は、立ち方や座り方、仕事中の姿勢を詳しくお伺いし、姿勢や腕の動きを細かく確認しました。
ハリリハコースで、鍼で硬くなった筋肉をゆるめながら、デスクワークで縮こまりやすい肩の前側を伸ばすストレッチや、頭が前に崩れないように首を支える練習を行いました。
数回通っていただくうちに「体がスッキリして楽になった」と変化を感じられ、今も月に1回、メンテナンスで来院されています。
姿勢を意識できるようになり、仕事中の集中力も上がったと喜んでくださっています。
熊本市北区からお越しの40代女性何年も続く首・肩こりに、めまいまで出てきた
自営業でお忙しい、40代の女性です。
何年も続く首・肩こりに加えて、数か月前からめまいが出るようになりました。
病院の検査では大きな異常は見つからず、お薬でも変化がなかったため、来院されました。
動きを詳しく確認すると、頭が前に突き出た姿勢と巻き肩で、首の付け根に負担がかかり続けていました。
筋膜リリース整体で首まわりの筋肉をゆるめ、背中の動きを出す運動や、首の位置を覚え直す練習を、その時の状態に合わせて行いました。
通い始めて2か月ほどで、めまいはかなり軽くなりました。
「これまでは、楽になってもすぐぶり返していたけれど、少しずつ体が変わっていくのを実感できた」と話してくださっています。
※個人の感想であり、同じ結果をお約束するものではありません。
詳しくは「長年の首・肩こりとめまい」の事例ページを、ほかの事例はお悩み別「肩こり」のページをご覧ください。
ご自宅や職場でもできる肩こりをためないセルフケア
ここでは、仕事の合間やご自宅でできるセルフケアをご紹介します。
ただし、腕にしびれが出る動きや、痛みが強くなる動きは行わないでください。
どの運動が合うかは一人ひとり違うため、当院では理学療法士が体の状態を確認しながら、マンツーマンでお伝えしています。
セルフケア①頭を正しい位置に戻す「あご引き運動」

背すじを伸ばして座り、目線はまっすぐ前のまま、あごを軽く後ろに引きます。
二重あごをつくるようなイメージです。
首の後ろが伸びるのを感じながら5秒キープし、ゆっくり戻します。
10回を目安に行いましょう。
あごを下に向けるのではなく、「真後ろに引く」のがポイントです。
セルフケア②縮こまった胸を開くストレッチ

壁の横に立ち、肘を肩の高さで曲げて、前腕を壁に当てます。
そのまま体を壁と反対の方向へゆっくりひねり、胸の前が伸びるところで20〜30秒キープします。
左右行いましょう。
腰を反らさず、胸の前がじんわり伸びる程度で止めてください。
セルフケア③肩甲骨を寄せる「肘引き」

背すじを伸ばして座り、両腕を肩の高さで前に伸ばします。
そこから肘を曲げながら後ろへ引き、左右の肩甲骨を寄せて、胸を開きます。
止めずにゆっくり戻し、10回を目安に行いましょう。
肩がすくまないように、肩甲骨を「下げながら寄せる」のがポイントです。
毎日の環境から見直すデスクワークで肩こりをためないコツ

- パソコンの画面の上端を、目線の高さに
画面が低いと、頭が前に出て、首と肩の負担が増えます。
ノートパソコンの場合はスタンドで高さを上げましょう - 椅子は、足の裏が床につき、膝が90度になる高さに
足が浮いていると、骨盤が倒れて背中が丸まりやすくなります - 肘掛けに腕を預ける
腕の重さを肘掛けに預けるだけで、肩や首にかかる負担を減らせます - スマホは目の高さに近づける
下に置いてのぞき込むと、首に大きな負担がかかります - 1時間に1回は、席を立って体を動かす
厚生労働省のガイドラインでも、パソコン作業は1時間を超えて続けず、間に10〜15分の休止をはさむことがすすめられています
熊本市北区で肩こりにお悩みの方へ肩こりについてよくあるご質問
Q. マッサージと何が違いますか?
A. 筋肉をゆるめるだけでなく、肩まわりを軽く動かせる状態にしたうえで、姿勢と動かし方まで見直すところが違います。
その場で楽になるだけでなく、肩こりが戻りにくい体を目指します。
Q. 鍼は痛いですか?
A. 鍼は髪の毛ほどの細さなので、痛みはほとんどありません。
鍼が苦手な方は、シールで貼る小さな鍼(円皮鍼)や、鍼を使わない筋膜リリース・整体コースもありますので、ご相談ください。
Q. 頭痛やめまいがあっても、受けられますか?
A. 肩こりがひどくなると、頭痛やめまいのような感じが出る方もいらっしゃいます。
突然の激しい頭痛や、強いめまいがある場合は、まず病院で検査を受けてください。
検査で大きな異常がないと言われた方は、姿勢や首・肩まわりの状態を確認しますので、ご相談ください。
Q. どのくらいのペースで通えばいいですか?
A. はじめは週1回をおすすめしています。
楽な状態が続くようになってきたら、だんだん間隔を空けていきます。
Q. どんな服装で行けばいいですか?
A. 肩が出しやすく、動きやすい服装がおすすめです。
当院でも着替えをご用意していますので、お仕事帰りでもそのままお越しいただけます。
まとめ:ほぐすだけでなく、軽く動かせる肩へ
デスクワークの肩こりがマッサージで戻ってしまうのは、肩がこる姿勢と、肩まわりを動かせない状態が残っているからです。
硬さをゆるめて、軽く動かせる状態にし、姿勢と動かし方を見直していくことが、戻りにくい体への近道です。
タイチ鍼灸接骨院では、院長の鍼治療と理学療法士の動きの練習で、肩こりに悩む毎日からの卒業を二人三脚でサポートします。
熊本市北区麻生田にある当院には、北区をはじめ、中央区など周辺の地域からも、肩こりに悩む方にお越しいただいています。
「いよいよどうにもならなくなってきた」と感じている方は、お気軽にご相談ください。
肩こりから来る頭痛については頭痛のコラム、肩こりについては肩こりの「ゴリゴリ」のコラムや、お悩み別の「肩こり」のページもあわせてご覧ください。
猫背や姿勢については、猫背・姿勢改善のコラムもあわせてご覧ください。
コース紹介
熊本市北区のタイチ鍼灸接骨院は、鍼灸・整体・リハビリで根本改善を目指します。スタッフ全員国家資格者。肩こり、腰痛、自律神経の不調まで、一人ひとりに合わせた施術で健康な体づくりをサポートします。
このコラムを書いた人
理学療法士長塚 雄平 (ながつか ゆうへい)

経歴
- 2013年 熊本保健科学大学卒業
- 2013年 熊本の総合病院に入職
(整形外科急性期病棟リーダー・整形外来リハビリリーダー・デイケアセンターリーダー)
取得国家資格
- 理学療法士
取得資格・所属学会
- 運動器認定理学療法士
- OMPT国際コース basic course 修了
- 日本理学療法士協会
- 熊本県理学療法士協会
- 日本転倒予防学会
- 日本徒手理学療法学会
- 日本筋骨格系徒手理学療法研究会
メッセージ
『痛みや動きを治すことができる職業』として、理学療法士を知り、目指すきっかけとなりました。
総合病院で12年勤務し、「痛みやしびれで手術が必要な方」、「手術をせずに治療を行う方」、「ご高齢で痛みが続いている方」など様々な方々の治療を行ってきました。
研修・学会で知識のアップデートを繰り返しつつ、痛みの原因分析に特化した国際コースにも数年参加してきました。
私は、痛みが良くなったときの皆様の笑顔がとにかく大好きです。
痛みの原因治療、再発予防に関しての知識・経験を活かし、『真の身体づくり』を、誠意をもってサポートさせていただきます。
ご予約・お問い合わせはこちら
TEL.096-339-5477








